第9回名古屋大学ホームカミングデイ / NAGOYA UNIVERSITY HOMECOMINGDAY 2013 ガイドブックダウンロード(PDF形式/7.81MB) ENGLISH DOWNLOAD(PDF/0.55MB)

ごあいさつ

HOME > ごあいさつ

 名古屋大学は、1871年(明治4年)に設立された仮病院・仮医学校を源流とし、以来142年、1939年(昭和14年)に名古屋帝国大学として創立されてからは74年を経て、今日に至っています。創立当初からの伝統である「自由闊達」な学風は、創造的な研究活動を行う土壌を培い、その中から4名のノーベル賞受賞者をはじめとする人材が育っています。

また、本学は常に中部の発展とともにあり続け、教育・研究を通じた地域貢献にも力を注いでいます。また、アジアを中心とする国際人材育成と大学連携による国際化の加速度的推進のため、「名古屋大学からNagoya Universityへ」をスローガンに、さらなる教育カリキュラムの改革及び実施体制の整備にも努めています。今後も地域の皆様とともに、日本の基幹総合大学として、またアジアのハブ大学として、世界で活躍できる人材の育成や、世界トップレベルの研究推進に努めて参りたいと思います。

 名古屋大学ホームカミングデイは、卒業生・修了生や元教職員が集い、また、在校生のご家族の方々、地域の皆様に、本学の教育・研究活動の一端に触れていただき、本学の理念等を理解していただく重要な行事として位置づけられ、毎年10月の第3土曜日に開催されています。

濵口道成

 第9回目となる今回のホームカミングデイのメインテーマは「生命の科学」です。本学は、学部学生から全ての授業を英語で行う国際プログラム「グローバル30」、グローバルに活躍するリーダーの育成や専門分野の枠を越えた教育を行う「博士課程教育リーディングプログラム」、世界トップレベル研究拠点に採択された「トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)」のように、国や専門分野をまたいだ教育・研究活動に積極的に取り組んでおります。そこで、今回は、国や専門分野の枠を越えた交流が、新しい科学・技術を生み、私たちの未来を変えていく力になることについて、化学・生物学を中心に、皆様とともに考えていきます。

 ノーベル賞を受賞した下村脩特別教授及び本学教員による学術講演、諏訪内晶子氏・兵庫芸術文化センター管弦楽団によるコンサートなどの行事のほか、各学部・研究科では同窓生・保護者等の方々を対象とした行事なども実施します。皆様にとって有意義で楽しい一日をお過ごしいただけるよう、全力で準備を進めていますので、ご家族、ご友人もお誘い合わせの上、是非ホームカミングデイにお越しくださいますようお願い申し上げます。

平成25年8月
名古屋大学総長

濵口道成